move free

move free

予防から美容まで

筋繊維による『単純な動き』は、『壮大な仕組み』があってこそ。

『単純な動き』

筋繊維による収縮と弛緩

【表】
       構造           役割           
筋 系    骨格筋の集まり      姿勢と運動
骨格筋    筋繊維の集まり      骨を動かす
筋繊維    筋原繊維の集まり     収縮と弛緩
筋原繊維   フィラメントの集まり    構造
フィラメント ミオシン•アクチンの集まり 部品

【筋原繊維】
f:id:sir3:20200521113106g:image
ミオシン⤴︎  両方⤴︎  アクチン⤴︎
【解説】
I帯 隣り合うミオシンまでの距離
A帯 ミオシンの長さ
M線 ミオシンの根本
H帯 隣り合うアクチンまでの距離
Z線 アクチンの根本
筋節 隣り合うZ線までの距離

【動き方】
f:id:sir3:20200521035335g:image
【解説】
筋繊維の収縮と弛緩でA帯の長さは変わらない。
I帯の長さは、弛緩時には長く、収縮時には短い。

☞関連記事

 

 

『壮大な仕組み』

筋繊維を『電気信号』と『エネルギー』で動かす。

神経系                      
電気信号の伝達と処理をする仕組み
【表】
 中枢神経系 : 電気信号を捌く     
  ・脳 : 電気信号の処理
  ・脊髄 : 電気信号の伝達
 抹消神経系 : 電気信号を伝える道すじ。
  ・体性神経系 : 運動と知覚への道すじ
    ↪︎知覚神経 : 知覚を中枢に伝える道すじ
    ↪︎運動神経 : 運動を末端に伝える道すじ
  ・自律神経系 : 内臓への道すじ
    ↪︎交感神経 : 消化以外の活動(エネルギー消費)
    ↪︎副交感神経 : 消化活動(エネルギー供給)

【解説】
収縮                   
運動神経から電気信号を受けた筋繊維は、
Ca2+を内側に放出しアクチンの形を変える。
弛緩                   
運動神経からの電気信号が止まりCa2+放出が収まる。
※濃度は、まだ高いため、まだ何も起こらない。

☞関連記事

エネルギー供給機構                
【エネルギーの発生】
ATP→ADP
  →Pi
  →エネルギー→筋繊維の収縮•弛緩に使う
筋繊維に貯蔵するATPを分解しエネルギーを発生。
エネルギーを筋繊維の収縮と弛緩に利用する。
【エネルギーの供給】
体内のATP量を一定に保つよう働く。
ATPの供給ルートは2つ。
 1.酸素を使わないルート→ATP-PC系
              →『解糖系』の速い方
 2.酸素を使うルート  →『解糖系』の遅い方
 ※『解糖系』は他の細胞も使っている供給ルート

【解説】
収縮
ATPを分解したエネルギーでミオシンを動かす。
弛緩
エネルギーをMgでCa2+回収にまわす。
ミオシンはエネルギーがなく動きを止める。
Ca2+濃度が低くなりアクチンの形が戻る。

☞関連記事

 

 

『まとめ』

収縮と弛緩は、構造•電気•エネルギーが三位一体。

収縮
運動神経からの電気信号で筋繊維内にCa2+を放出してアクチンの形をかえる。
ATPの分解でエネルギーを出しミオシンを動かす。
結果、I帯の長さが短くなる。

弛緩
運動神経からの電気信号が止まりCa2+の放出を収める。
ATPの分解でエネルギーを出しCa2+の回収に回すことで、ミオシンの動きはとまりCa2+の濃度が低くなりアクチンの形が戻る。
結果、I帯の長さが短くなる。